代表プロフィール
立田 千恵子(たてだ ちえこ)
生まれも育ちも江戸川区。
3姉妹の真ん中っ子らしく、自由奔放で逞しくのびのび育つ。
食べることが大好きな幼少期〜好きなことは全てやる!独身時代
食べることが大好きで、近所のおばちゃんの「おいしいものがあるんだけどなぁ」の罠に毎度引っかかっては、ゲットしたおやつを片手に、ほっぺにブチューされるということを無限に繰り返す幼少期。
(写真左)
学生時代は、仲間との登山&温泉旅を自ら企画することにハマります。
またバイト募集を探すよりも、知り合いと意気投合し「家庭教師」「ベビーシッター」「住み込み従業員のためのごはん作り」など、自分のやりたいことや得意なことを仕事に変えて、おこづかいや学費を自分でやりくりも。
(北アルプスの笠ヶ岳にて)
その後もやりたい!と思ったら、体育会系根性でやり通してしまう持ち前の行動力で、海外で就職したり、暇さえあれば山に登っていた独身時代。両親もちょっとやそっとのことでは驚かなくなりました(笑)
(ドイツで生活していた頃。ドイツ語学校のクラスメイトとライン川へ遠足に。)
保育士の仕事を通じて気づいたこと
そんな私ですが、その後、保育士資格を取得し、保育士として15年間保育園に勤務しました。
そこは居心地が良すぎて、高校生の頃からボランティアで通っていた園。
私にとって、保育士になる=その保育園の職員になること。
日本一おいしいのではないかと思う給食のおいしい園。
子どもたちと共に手間暇かけてお米を育てたり、梅干しや味噌を作ったり、デッキや園庭など好きな場所で好きな人と食べたり…。一人一人が食べることに自ら関わって楽しむ毎日。
毎日子どもたちと一緒にいろんなことを経験し、いろんな気持ちがあるけれど、良いかおりに誘われて、自分の体と相談しながら好きな量をよそって、隣りに温もりを感じながらちゃぶ台を囲み、「あー、おいしいね」とほっとする時間がとても尊く感じる日々。
”食べることは生きること”
”みんなちがって みんないい”
子どもたちと共に暮らし、”生きる”ことに寄り添いながら、自らも”食”を中心に生きていく中、保育園という枠を超えて、「食」を通して人がつながる場を作りたい、と思うように。
江戸川区に生まれ育って、、、
食べることに加え、地元への愛が深いことから、食×地元にこだわりたい!
地元の新鮮な野菜を求めて人が集まる道の駅のようなものを江戸川区にも作りたい!
(→「小道の駅」計画)と思うように。
江戸川区は東京23区の中でも畑が残り小松菜の栽培が盛んで農業を身近に感じる地域。
ところが年々畑が減っていく現状を知り、何とか農業を応援できないか?と、思い切って農家さんを訪ねます。
それは年末で、一年のうちで小松菜の需要がとても多い時期(お正月のお雑煮用)でしたが、路地の畑で元気に育っていた小松菜はそのまま放っておくと処分されるとのこと。
前月の気温が予想より高く、背丈が伸びて規格外になったからとの理由でした。
栄養も味も変わらない野菜には絶対に価値がある。これを救済するべきだ!と。
野菜に対する関心が高まり、値段の安さで選ぶのでなく本当に美味しい野菜、毎日食べたい野菜を追求していく中で、オーガニックの野菜の素晴らしさを知りました。
しかし、近くにオーガニックの野菜を扱うお店はほとんどなく、あったとしてもとても高額で日常的に購入するのは厳しい。
また売れ残りが多く鮮度がイマイチで残念な光景も度々目にします。
また、昔に比べて野菜の持つ栄養価がどんどん低くなってきていることや、先進国が農薬の規制を厳しくしていく中、日本は逆に規制緩和されており農薬大国と言われている事実も知ります。
政府は2050年までに耕地面積に占める有機農業の取り組み面積を25%にするという目標を掲げています。
そのためには消費者一人一人が、選んで買い物をすることが不可欠です。
買い物は投票
農薬、化学肥料不使用で栽培された野菜のうち、規格外や余剰など訳ありで行き場のなかったもの=「でこぼこ野菜」を買い取り、自然の持つ力を利用した持続可能な農業を応援すると共にその様な農業を応援する仲間を増やし、でこぼこ野菜を食べることで、自分も家族も農家さんも土壌も地球もみんな元気になるシステム作りをしたいと起業。
どんな子供にも元気な野菜を!
毎日の食卓にでこぼこ野菜を!七つ星のでこぼこ野菜をお届けします!
でこぼこ野菜を保育園や学校給食に取り入れることを推進していきます。
その他の心掛け
・ゴミの削減のため、簡易包装に努めます。量り売りの推進や、再生紙、段ボール箱、新聞紙や米袋などのなるべく環境にやさしい素材を選び、なおかつ積極的に再利用します。
・移動販売は人力で動くサンリン自転車を使います。
・フードマイレージの観点から、近郊農家さんから優先的に仕入れます。
・野菜だけにとどまらず、価値があるのに処分されてしまう食べ物やモノも積極的に扱っていきます。
世の中のデコボコたちをみんなに素敵に届けます!
でこぼこマーケット
立田千恵子